
先月、サンケイホールブリーゼで開催されました
『万作萬斎新春狂言2020』に行ってまいりました!!

“狂言”は、数十年前から興味があり
観に行こうと思いながら、何年も過ぎ今日に至ります…
DVDなど映像では予習しておりましたが、初めての生“狂言”!
しかも、万作さんと萬斎さん!楽しみでしかありません!!
そして、そろり、そろりと会場に到着!

今回は2階席の正面で 、全体が見渡せました!

チラシの中に、本日の番組表が入っており
演目や語句の解説などが書かれており、一通り目を通してから開演!
謡初で始まった後に、萬斎さんのレクチャートーク!
この後に控える演目を、笑いを交えつつ軽快な喋りで
スゴク分かりやすく解説してくれました!
最初の演目は、万作さんによる“月見座頭”
仲秋の名月。月は見えずとも河原で虫の声に聴き惚れる座頭に
都から月見にやってきた男が声をかけ、和歌を詠みあい意気投合するが…
狂言は、笑いのある喜劇だと思いこんでいたのでビックリ!
人間の恐ろしさと言いますか、何とも言い難い悲しさがあり
これも狂言なのかと思わされました…個人的に好きですが(笑)
そして、萬斎さんによる“首引”
年頃になった娘に人間を食い初めさせたい親鬼(何か怖いですね…笑)
通りがかった男を食わせようとしますが、なかなか一筋縄では行かず…
今度は打って変わって、鬼の衣装を身に纏った萬斎さんが
観客を巻き込み、笑いがあちこちで巻き起こる楽しい演目!
まったく違うものが見れて非常に満足でした!
実際に観に行くと映像とは全く違い、緊張感や凄みを感じ
狂言がさらに楽しく観れました!
欲を言えば、次はもう少し近くで観たいですね!(笑)
次こそは最前列をゲットします!