なぜ脳はアートがわかるのか

来院されている方達から、“ブログ、アートの事ばっかりですね”と言われ

あら、見てたのね~と、恥ずかしさ満点ですが(笑)

今回は、アートがいかに脳神経学に関わっている事が分かる一冊を御紹介します。

 

『なぜ脳はアートがわかるのか』

2000年に、ノーベル生理学医学賞を受賞されている

“エリック・R・カンデル”教授の著書です。

カンデル教授と言えば…

神経学のお勉強にスゴク大事な“カンデル神経科学”の著者!

まだ途中までしか読んでおりませんが…(笑)

 

神経学的な事も多く書かれておりますが、印象派から現在にかけての美術史なども書かれておりますので、神経学や美術を勉強されている方も楽しめると思います。

個人的にも一冊で二度美味しい内容の本でした(笑)

 

人物や風景を描いた絵画は、目(視覚)から入って脳に伝達する

“ボトムアップ”情報で理解できますが、抽象絵画のような、対象が何か分からず

識別がしにくく理解し難い物は“トップダウン”情報で、脳が入ってきた情報に対して、理解しやすいように助け船を出してくれます。

この“トップダウン”は学習や記憶なども関連していますので

人によって作品の感じ方が違うのも、この部分が影響していると思います。

 

モンドリアンさんやデ・クーニングさん、ジャクソン・ポロックさんなど

以前から作品は知っていて個人的にも好きでしたが、本著を読んでから

その凄さをさらに認識し、作品の見方もかなり変わりました!

 

他にも、顔の認識に関与する“フェイスパッチ細胞”の事や

相貌失認を抱えながらも肖像画を描いている“チャック・クローズ”さんの事など

色々と書きたいことはありますが、長くなりますので興味がある方は

本を読んで見るか、直接お聞きくださいませませ(笑)

 

知識を深める為にも、ドンドンアートを見て経験値を上げていきます!