












ギャラリーの壁中に、三島さんのアトリエを映したパネルが張り巡らされ
所々に、時計やライトなどの自身の所有物が取り付けられています。
そして中央には、未発表のまま30数年間もアトリエの外に放置され
あたかも“ゴミ”のような経年変化を起こした作品が林立しています。
それと、缶や瓶に取扱注意の札などは、実はセラミックで製作されています!
ドンドン情報が更新されて、その膨大な量に翻弄されながら生きる人間が
その営みの中で生み出され無限に増大する“ゴミ”の行く末がどうなるのか
三島さんは、その先に関心を向けているそうです。
ネットが普及し手軽に情報が入る分、情報過多になりすぎてしまい
そのせいで自身の不安をあおり、心身にも影響を及ぼす事もあると思います。
余分な情報が“ゴミ”なのか、いかにそれを廃棄し不安を拭い去るか
はたまた、その“ゴミ”を上手く取り込み処理できるのか
または情報量を最小限に留めるのか、など色々と考えさせられました。
今月末31日(土)まで会期されておりますので、是非!