
『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』
身近なところで…
“クチコミ評価が高いから美味しいに違いない”
“値段が高いし、ブランドだから間違いない”
“TVや雑誌に出ているから良い店なんだろう”……
で、後悔したことはありませんでしょうか?
僕自身も流されない様に、常日頃気を付けて選択をしているつもりですが
知らず知らずの内に、人は思い込みや偏りなどを作っているみたいです。
特に情報過多なこの時代、バイアスはかかりやすくなっているかも。
本書では、特定の状況下での認知バイアスが生み出される仕組みについて、色々な例題などを挙げながら詳しく書かれております。
見えている様で見えていない“チェンジ・ブラインドネス”
思い出しやすさで発生頻度を判断してしまう“利用可能性ヒューリスティック”
言語が記憶を阻害し、思考を停滞させる…などなどと納得させられる事が多く、興味深く読み続けて最後の章では“「認知バイアス」というバイアス”
これまで読んできて“認知バイアスに囚われてしまう人間は愚かである”と、思ってしまうバイアスについて書かれており、バイアスに陥りそうなのを止めて頂けました(笑)
色々と後悔した経験がある方は読んで見る事をオススメします!
ダマされたらあきませんよ!(笑)