
『みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートがアートであるために』
著者である“グレイソン・ペリー”さんは、2003年のターナー賞など
数多くの賞を受賞された、イギリスを代表するアーティストです。
そのペリーさんが、アートの価値基準や鑑賞方法に業界の事
また、自身の経験を踏まえたアーティストを目指す方へのメッセージなどを
ユーモアや皮肉に、アートへの愛を交えながら書かれています。
なかなか鋭く皮肉たっぷりの攻めた内容ではありますが
刊行した翌年に、ロンドン芸術大学の総学長に就任しています。
御本人曰く、からかって(いじめて)ばかりだったのは
アート界が、それを余裕で受け止めて、後押しをしてくれるのを知っているからだとか(笑)
また日本の状況とは違う部分もありますが
巷に溢れかえっている“アート”への疑問が、少しでも理解できるかと思います。
個人的に最終章の“気づいたら私はアート界にいた”は
“ブルーピリオド”11巻を思い起こさせるものがありました。

ぜひ全巻購入して読んで頂きたいぐらいおススメです!!
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